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音の無い歌詞

235.恋ヶ坂

恋ヶ坂















いつか君を自転車の後ろに乗せて


坂道を猛スピードで駆け降りた


上り坂は僕が降りて君がペダルを踏んで


君の背中を押すのが僕の役目だった


焼き芋が食べたいと言う君は


僕の口元に焼き芋を運んで二人羽織


君は僕に青春を残してくれた人

 





ある日 僕は君の気持ちの重たさに堪えきれなくて転んだ


君の為に仕事を休むこともできなくて


私とどっちが大事なのと問い詰める 寂しがり屋な君の台詞は

 
この坂道よりもずっと苦しい


最後に言ってあげられる言葉は何も無く


恋ヶ坂 君の背中を見送るだけ







君が僕の自転車の後ろを降りた日から


僕は君が居なくなって悲しかったのか


楽になったのかが分からない


僕は君を追い続けるべきだったのか


何故あの時引き止めなかったのか







会いたいんだよ凄く


嫌いになった訳じゃない


だけど僕らは会えばまた傷つけ合うばかりで


出会った頃のようには戻れないね







恋ヶ坂 どれだけこの道を行けば忘れることができる


どれだけ登れば辿り着く


こんなにも好きなのに


傷つけ合うことしかできなかったなんて







ただ君の居ない自転車の後ろに

 
残された温もりと思い出を背負って


僕は今日も走り続けるだけ












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  1. 2018/02/04(日) 13:34:48|
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