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音の無い歌詞

247.Ganges river

Ganges river











バラバラに砕かれた星ブドウの夜


浴びる妖に過ぎてゆく


銀婚式は地に染まる


時のスピードが恐ろしくて


時計の針にしがみつく


12時にノックするのは哀れなシンデレラだろう


ありもしない夢を見続けたその姿に


雨に晒され 硝子の靴に締め付けられた足ではもう歩けない


勾玉を見つめながら


戻らない時を嘆き悲しむのだろう








ガンジス川で流した涙は


シタールの音色と共に消えてゆく


お香が霞める記憶は誰も知らない


エロティックに隠蔽され







陽炎に揺れる少女 追いかけ続け


人間のオアシス ガンジス川に溺れてゆく


シタールの音色だけで


呼吸などいらない


このまま溺れていたい


目など覚めなくていい


君以外は全てが虚しい


蜃気楼だけが私の生き甲斐


ありもしない現実を大聖堂で


今宵祭り合う






君を強く抱き締めたら


君はバラバラに砕け散り


タール砂漠の星になった


私はその星を一つ盗み逃亡劇の第12話を演じている


最終話はきっと陳腐なものになるだろう


私はいつでも虚しいのだ


あの虚しいガンジス川に溺れている


 





逃亡劇第13話


侵入者は私の脳にまでたどり着いた


私の細胞を操作して情報は


根こそぎ抜き取られた


さあシタールを掻き鳴らす指輪を外して


私の動脈に流れるガンジス川に祈りを







人間の虚しさ流れるこのガンジス川の畔で


もうすぐ私は打たれるだろう


最後まで祈ろう


最後まで人間であり続ける為に








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  1. 2018/08/04(土) 11:40:58|
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