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音の無い歌詞

249.コールドタワー

コールドタワー













悪夢に魘される


午前冷時の眠りの途中


僕の手から離れようとする君の足音が


乾いた街を踏み鳴らす







東京タワーの最上階に向かう


階段を登る足音が止む


君はいつかふたりで見た夜景を赤く染めて


僕の手から鮮やかに羽ばたこうとする


君に翼がありますように







この街にいない筈の君が 


僕の街には君がいる


聞こえる 君の足音が


君は都会の街に今でも

 




君の足音は僕の頭の中を鳴らし続ける


思い出から逃げる僕を引き戻そうと


午前冷時に 


足音は近づいては消え


また近づいては消え


去ってゆく








東京タワーの屋上で様々な模様を見てきた今


君の足元には今何が映る








君の高鳴る期待は足し算となって


僕のところに近づいて行く


もっと美しい景色だと思ってた


その冷たい一言が


君を零に引き戻し


君のそのマイナスが


手を取り合ったある日から


引き算に変わった


何を投げかけても


君は零だから


二人はもう零から動き出せない


ハートをニブンノイチにして


血の気が引くような失望


憎しみの心拍数


締め付けるような狭心


夜に空しく鳴り響く脈拍


全て分割して


サヨナラしました







午前冷時の眠りの途中


僕は君の過去を亡霊を


抱き締めることができずに


冷めた街の中で立ちすくむだけ


君に翼がありますように











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  1. 2018/08/11(土) 12:12:34|
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