FC2ブログ

音の無い歌詞

258.トリアージ

トリアージ













最後に君を抱いた夜の事を思い出していたんだ


抱き寄せると君の気持ちはもうそこには無くて


君の脱け殻を抱き締めている僕は


君のことで夢中だった頃の最初の夜に似ている







瞳は遠くを見つめていて


恋人を見つめる瞳はもうそこには無くて


哀れみと後ろめたさ漂う部屋の中


君は励ますかの様に僕の顔をそっと撫で下ろした


まるで子猫みたいだね


僕の輪郭を記憶に刻むように確かめるように






「もうすぐ終わる」


そんな予感は初めてじゃないから


「私の中で貴方が消えることはない」







笑って話せる日が来ること何度も願った


来る日も来る日も二人は永遠であること疑わなくて


特別な何かで繋がっているんじゃないかと


残された思い出の数だけ過去を惑わせた






だけど時間はやがて嘘を付くだろう


その瞬間がどんなに真実だったとしても


僕達は時の流れを止める事ができない







最後に君を抱いた夜の事を思い出していたんだ


君が今までで一番優しくしてくれた夜だったんだ
















スポンサーサイト
  1. 2018/09/30(日) 15:26:24|
  2. バラード
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<259.麻薬 | ホーム | 257.First Star>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://tamy609.blog.fc2.com/tb.php/270-65acf47c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)