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音の無い歌詞

259.麻薬

麻薬










脳の片隅で蠢くナラタージュ


あなたの事忘れさせてくれない


唇 匂い 電話の声まで生々しい程までの幻覚を


忘れることなど諦めてしまったの


あの日私にくれた麻薬をもう一度


あなたともう一度







泣き出しそうな夜はいつも電話してくれた


つまらない用事を装いながらもどこかとぼけた優しさが好きだった


嘘を付く人は嫌い


あなたは嘘など付く筈の無い誠実な人


きっとそう思ってしまった事が余計にあなたを苦しめた









あなたのぬくもりを作り出しあなたを感じても


あなたの好きだった料理に磨きをかけても


あなたが好みそうな服を着ても


振り向くのは私が作り出したあなたの幻影


簡単に終わらせることなどできない


あなたはただの恋愛のつもりでも私はそうじゃない


幻影さえも無くなることが寂しくて


私は私が作り出したあなたの幻覚を愛してしまった






脳の片隅で蠢くナラタージュ


あなたの事忘れさせてくれない


唇 匂い 電話の声まで生々しいほどまでの幻覚を


忘れることなど諦めてしまったの


あの日私にくれた麻薬をもう一度


あなたともう一度






終わらせることなんてできない


脳の感覚神経があなたのことを忘れさせてくれない


触れられた髪の毛一本一本まで


全てが神経を伝って脳に集約されてゆく






あなたのさよならを簡単に飲んでしまったのは私


あなたの麻薬に溺れてしまったのも私







いつまで燻り続ける?


煙草に火を付ける時のあなたの伏し目がちな姿が私の脳裏に焼き付けられ


灰に成ること無く何度も映し出される


唇 手足 舌先で謎る胸から背中まで


想いは絶頂だからこそ手放すことが出来ないいつまで続く?この幻覚


あの日くれたあなたの麻薬をもう一度 あなたともう一度 ねぇ私にください













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  1. 2018/10/08(月) 13:54:55|
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